エボリジ 納車整備⑥

旭川にあるげそ丼屋さん「花ちゃん」には、以前鳥山明先生が訪れた際のサインが飾ってあると聞いて

ミーハー心に見に行って感動した記憶があります。何より、旭川に鳥山先生が来ていたというのも衝撃でした(改めて見てみると偽物の可能性もありますが…。)

げそ丼も美味しいのでお近くにお越しの際は行ってみてください。

 

引き続きエボリジの納車整備について載せたいと思います!

前回の様子はこちら↓↓

エボリジ 納車整備⑤

 

以前フライホイールのシャフトやベアリングに不具合について触れましたが、

 

全て新しいものに交換しました。

新品のパーツを取り付けると、クリアランス(パーツ同士の隙間の事)が変わる為、新たにフライホイールの振れを測定・修正をしていきます。いわゆる芯出しと呼ばれる作業です。

 

芯ずれのハの字型模式図

 

 

※赤と青:フライホイール 緑:シャフト 黄:クランクピン (拾い画です)

赤・青・黄・緑のパーツはそれぞれ元々分離していて、組み付けると画像のようにずれたりするのですが、

両シャフトを軸にエンジンが回転する為、全てのパーツが一直線にならないいけないところなので、これをまっすぐにする作業を「芯出し」といいます

 

芯出し作業が完了し、測定を行いました。

ダイヤルゲージの1目盛りは0.01mm

マニュアルなどで定められている規定値は0.03mmなのですが、動画で分かる通り針の振れが0.01mmとなっている為、規定値内に収まっています。

なかなかこの芯出しの作業が難しいとハッシーさんに聞きました。

 

フライホイールの芯出しについて重点的に載せていきましたが、今日はここまで。

今回みたいに一度分解するとまっすぐだったものが崩れるからまっすぐに戻すなど、作業内容自体はすごく明確で分かりやすいので、載せてて勉強になるし面白いなと思います。

ただ、実際それをするのはすごく大変という事も分かり、改めてメカニックの方はすごいなと感じました。

それでは、スターモーターサイクル 桃でした!!!