エボリジ 納車整備①

今日は朝から吹雪いていて大変でした…。

前の車が見えなくなると、自分がどこ走ってるか分からなくなって怖かったです。

道すがら事故車両の横を通り過ぎたりして、自分も気を付けないとなと思いました。

 

本日は新たにご成約車両の納車整備について載せていきます!

 

今回納車整備を行うのは こちらのエボリジになります。

 

まずは、エンジンがうまくかからなかったり馬力が足りないなどの不具合が見られるため、オーバーホールする為にエンジンをバラしていきます。

 

こちらはエンジン上部のシリンダーヘッドと呼ばれる部分になります。

 

 

このバルブが中で上下に動き吸気と排気を行います。

 

前述した通り、吸気と排気を繰り返す為に常に上下に動いている為、高回転になればその分スピードもものすごい速さになります。

専用の測定器を使ってバルブ本体とシリンダーヘッドの部分のクリアランス(隙間)を測り、磨耗状態を調べます。

 

続いてこちらは、シリンダーとピストンになります。

 

この画像のように、シリンダー内をピストンが上下に動く為、同じく測定器を使って磨耗状態を調べます。

 

ピストンの幅やシリンダーの内径は重要で、中でピストンが上下に動くのでピッタリ過ぎると部品同士が擦れて熱膨張したり磨耗してしまいますし、逆に緩すぎると圧力が逃げてしまいます。

そういった細かい数値の取り決めによりバイクがスムーズに稼働するのです。

 

長くなってしまいましたので、本日はここまで!

以上、スターモーターサイクル 桃でした!!!