実感は湧きませんが、今年も残すところ約3ヵ月というところまで来ました。
毎年1年が過ぎるのが早く感じます。
今年の冬はなんとか車が雪に埋まらないように過ごしたいです。
8回目となりますが、本日もFLHのレストアについて載せていきたいと思います!
前回はこちらから↓↓
前回からマフラーが付き、今回はリア周りの整備です。
元々ついていたブレーキパッドがこのように磨耗・劣化しています。
新しいパッドと比較してみてもわかる通り、かなり擦り減っています。もちろんこちらも交換します。
通常、ブレーキパッドには使用限界が分かるようにマークや溝があり、目視で確認できる仕様になっていますが、
今回のようにディスクブレーキ(オイルによる圧力でブレーキパッドを押し出してブレーキローター(ディスク)を挟んで車輪の回転を止める仕組み)仕様のバイクだと、ある程度磨耗していても止まれてしまうことがあるので、交換時期が分かりづらいです。
まだ止まれるからと言って、点検を怠ってしまうとディスクやキャリパーが壊れてしまい、修理費が高額になるだけでなく重大な事故を起こしてしまう原因となりますので、定期的に目視で確認頂くと安心かと思います。
併せて、ブレーキオイルも交換済みです。
劣化したブレーキオイルはブレーキの熱で気体に変わり、ブレーキを踏んでもその気体が圧縮されるだけで油圧がかからずブレーキがかからなくなる「ペーパーロック現象」が起きやすくなってしまいます。
使用頻度や距離にもよりますが、2年に1度を目安に交換する必要がありますので、心配な方はメカニック等に相談してみてください。
見ていただくと分かる通り、リアサスのマウント部分がかなり劣化している為こちらも交換致しました。
サスペンションは乗車時の安定性と操作性を向上させるなどの役割があります。
その為、劣化したまま使用するとこちらも重大な事故に繋がってしまう危険性のある重要なパーツと言えます。
今回は数あるパーツの中でも劣化状態によっては事故に繋がってしまうような重要なパーツだったと思います。
自分ではあまり気付けないようなところでもありますので、毎日の点検は必要だなと改めて感じました。
皆様もお気を付けください!
それでは、スターモーターサイクル 桃でした!!!