今年の6月末に初めて行った20代までの若手だけを集めたツーリングですが、
第2回目を9月の第3日曜日に予定しております。
私は250ccのビラーゴで参加することになりますのでお手柔らかに…。
お問い合わせ事項があれば公式LINEの方でお願いします!
本日もFLHのレストア載せていきたいと思います!
前回のブログはこちらから↓↓
今回はカム周りの組み付け編です。
エンジンの本体であるクランクケースを開けると、このようになっているのですが
赤い印で囲った大きいギアをカムギアと言います。
外すと内側にカム山と呼ばれる楕円形のパーツがあるのですが、この山の高さ幅によって中低速重視か高速重視か変わってきます。
今回は元々入っていた純正のカムを使っています。
車種や年代は違いますが、カムの仕組みについて以前のブログに載せておりますので、併せてご覧ください。
先ほどカムギアが入っていたクランクケースの穴にローラーが付いたベアリングが入っているのですが、それを介してカムギアが回る仕組みになっています。
このベアリングが磨耗したまま使い続けると中でバラバラになり、パーツの隙間に入り込んだりして故障の原因となります。
ベアリングに限らず、内部でひっきりなしに動くパーツは当然磨耗していきますので、いつ交換したか分からないパーツは必ず交換しています。
カムカバーのガスケットは色々なメーカーから出ており、厚みや素材が違います。
なので、パーツ同士にちょうどいい隙間が出来るような厚みの物を探して使用します。
組み付けたカムもストレスなくギアがスルスル回るように隙間ゲージと呼ばれる器具を使って隙間を計測しています。
隙間がなさ過ぎると動きが悪くなり、ベアリングの破損や焼き付きの原因となります。
こうしてブログを書いていると「厚み」や「隙間(クリアランス)」がいかに重要かという事が分かります。
なんでもピッチリ・カッチリしていないといけない、というわけではないのですね…。
バイクに関しては勉強する事ばかりですが、こうしたブログで自分の愛車を見つめなおすいいきっかけになればと思います。
それでは、スターモーターサイクル 桃でした!!!